Art uni
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Metaverse
Project
パリのファッションウィークをはじめ、国内外のコレクションブランドにテキスタイルを納めてきた京都の老舗染色工房「アート・ユニ」。
過去に生み出してきた数千点から厳選したテキスタイルをはじめ、随時新作をNFT (非代替性トークン)市場に出品し、京都の伝統工芸を新しい形で世界に届ける挑戦を始める。
NFTにおける染色技術の可能性
通常、生地を染色をする場合は、「なき」とよばれる染色後の滲みなども計算して制作する。デジタル状でのテキスタイルでは、乾くまでの微妙な色彩なども表現できるのではないかと考え、今までにない表現方法を模索する。
NFT市場参入への展望
メタバースを視野にAR空間上での衣服や家具・壁紙などあらゆる場面での可能性を模索する。また、リアルな現実世界で展示販売会を開催するなど、デジタル作品を作成するにあたり実際に染色を行う強みなども表現できればと考えている。
アート・ユニとは
染色の委託加工業として1975年設立。千年のみやこで紡がれてきた京友禅の技法を駆使し、アパレル・インテリアに用いるテキスタイルを染色している。事業のメインはハイファッションブランド作品の制作。完全手作業により生まれる革新的なデザインが、目の肥えたデザイナーたちを魅了している。独自に開発した「彩纈染め(さいけつぞめ)」はビッグメゾンをはじめファッション業界で高い評価をえている。また、2021年夏に新たに「流彩染め(りゅうさいぞめ)」を開発。つねに新時代を見据え新たな染色方法の模索を行なっている。
Established in 1975 as a dyeing consignment processing business. The company dyes textiles for apparel and interior using the Kyoto Yuzen technique, which has been developed in Miyako for a thousand years. The main business is the production of high fashion brand products.The innovative designs created by hand are attracting discerning designers. The company's originally developed Saiketsuzome is highly acclaimed in the fashion industry, including the big maisons. In the summer of 2021, the company will also develop a new line, Ryusaizome. The company is always looking for new dyeing methods for the new era.